空気が乾燥しはじめると気になるのが「手荒れ」ではないでしょうか? 手荒れは家事や水仕事を素手でしている人や、仕事でひんぱんに手を洗う人に多いトラブルといわれています。カサついた指先を見られたら、実年齢より上に見られてしまうかも! 正しいハンドケアで美しい手もとを守りましょう!
日々のささいな刺激が手もと年齢を加速させる!
軽い水仕事や家事でも、指先がカサカサしてしまう。とくにこれからの季節はカサつきやすいので注意が必要ですよね。利き手の中指や親指など、よく使う指から荒れはじめることが多く、カサカサしてかゆくなったりひび割れてしまうことも! 手の皮膚は日常の生活でたくさんの刺激にさられているので、1度荒れはじめるとバリア機能が低下して直りにくくなってしまうのだとか。
カサつきはじめる前に、早めのケアを心がけたいものですね。すでにカサカサが気になる方も、できるだけ早くケアをはじめましょう!
手荒れを防ぐためには、手を保護すること!
手荒れを防ぐためには、やはり手を保護することが一番大切です。水仕事のときには、手袋をして、洗剤を素手で触れないように意識! これだけでもカサつき具合が違います。仕事柄などで手袋をすることができない場合は、とにかくマメに保湿ケアをすることが重要です。
手をぬらしたら、必ずハンドクリームを!
皮膚の内部で潤いを保つ働きをしているセラミドなどの天然保湿因子は、水に濡れただけでも流れ出て、失われてしまうものなのです。すでに手荒れが起きている場合は、あまり水にぬらさないように意識。また熱めのお湯は乾燥しやすいので、冬場でもぬるま湯で洗うと◎。
水滴が残っていると、お肌の水分も蒸発しやすくなるので、洗ったあとはハンドタオルで水分をふきとりましょう。水気をふきとったあとは、必ずハンドクリームを塗る習慣を! 手のひらは皮脂腺が少ないので、外から油分を補う必要があります。
ハンドクリームを使ったマッサージで血行促進!
ハンドクリームを塗るときには、一緒にマッサージをすると血行が促進されて保湿効果もアップします。
正しいハンドマッサージの仕方
1: 指を1本ずつ、もみほぐしていきます
クリームを手のひらと甲の全体にのばして、指を1本ずつつけ根から指先に向かってさすように軽くもみほぐします。
2: 指と指の間をマッサージ
指のまた部分にもクリームをなじませて、1か所ずつやや強めに刺激しながら、押してマッサージをしていきます。
3: ツボ「合谷(ごうこく)」を刺激
親指の付け根にあるツボ「合谷」と、手のひらのくぼんだ部分を反対の手で押してもみほぐします。手のひら全体の血行がよくなり、潤い力がアップします。
まとめ
手もとは年齢が出やすい部分ですよね。毎日のケアを意識して、冬もカサつかない美ハンドをつくりましょう!