「女と男の友情ってあると思いますか？」
どこぞの少女漫画のセリフではないですが、男女間の友情が存在するかと問われて、あなたはどのように答えますか？ 筆者はあると思います。ですが、下心がまったくないとは思いません。男友だちに対しては常に、あわよくば恋人になれれば楽しいだろうな、と思っています。ですが、それはあくまで肉体関係がないという大前提があります。肉体関係が絡んでくると、男女間の友情は破綻します。セックスが入ってくると、今まで対等だった関係は崩れます。あとに戻ることはできません。セックスはなかったことにはできないのです。
今日は、男女間の友情が成りたつパターンについてお話しますね。
夜中に二人で飲んでもなにもおきない
不思議ですが、色目を使わずとも互いに時間を楽しめる相手というものはいるものです。いくらバカ話をしていてもいっこうに飽きず、話したおしたあと夜明けに解散する。そんな関係もよいものです。求めるものがセックスではなく、互いの思考の交換であれば自然の流れでしょう。男女が2人いるからといって安易に夜は危ないと思うのもナンセンスなものです。
異性だと意識はしているが、あくまで友だちというラインをこえない
互いに暗黙の了解をしていたり、思い出したように「本当、こいつのこと女として考えてないから」とか、「あんたとは絶対にないわ」と口にしたりして「こいつとは絶対にない」と意思表示をしたりします。これは、友情を育んで行くコツです。いちいち口に出すことで意識をしているのはバレバレなのですが、このやりとりもまた男女間の友情においての醍醐味のひとつではあります。
恋人になれば別れはくるかもしれませんが、友情関係はそうそう関係がなくなってしまうことはありません。そのぬるま湯のような関係を互いに楽しみ、育むことは悪いことではないでしょう。
いち人間として付き合えると断言できる
性別をこえて、お互いの人間性を認めあえる関係性というのはなかなかないと思います。お互いの個性を尊重しあっているからこそ、成りたつ関係性もあるものです。
自分のことをフリーの男友だちに全力で進めてくれる
あなたが恋愛の相談をしたり、あけすけなものいいをしたり、本音を吐露しても応援してくれる男友だちというのはとてもステキですね。
また、あなたが本当にしあわせになれるように全力を尽くしてくれる人ならば、それは末永く大事にすべき人間関係ではないでしょうか。
心おきなく、マイナーな話題も言えるし聞ける
大人になると、「こんな話を他人に聞かせるなんて申しわけない」と話すことを控える話題もありますね。自分語りや、倫理観・人生論など、つまらなそうな話でも耳を傾けてくれ、笑ってくれる男友だちは大事にすべきだと思います。
いかがでしたでしょうか？
男女間の関係の終着地点は、けっして肉体関係に繋がるものだけではありません。友情だって育むことは可能です。人生を豊かにしてくれるすばらしい男友だちは、あなたのまわりに必ずいらっしゃるはずです。お互いに励ましあい、困難を乗りこえる友人を大事にして、より豊かな人生を送っていただければと思います！