繰り返してできる大人のニキビ、治りにくいうえに痕になりやすく困ったものですよね。ところで「ニキビ」と一言でいっても、実はいくつかの段階(種類)があることを知っていましたか?
それぞれの段階にあわせた最適なニキビケアを行い、キレイに治していきましょう!
「白・黒・赤」、段階にあわせたニキビケアをしよう!
白ニキビ、黒ニキビ
一番軽い、初期段階のニキビです。肌表面がプツプツとして白ニキビに。これに汚れが混ざったり皮脂が酸化すると黒ニキビになります。
<対策は?>
白ニキビ、黒ニキビができているときはお肌を清潔に保って。抗酸化作用の高いビタミンCを摂取、ビタミンC配合の化粧品もオススメです。
赤ニキビ
ニキビ菌が炎症を起こして、赤みをともなうと赤ニキビになります。無理に刺激を与えると炎症が広がり、ニキビ跡やシミになってしまうので注意。
<対策は?>
赤ニキビは痕になりやすいので、とにかくデリケートなケアを心がけて。肌への刺激になるファンデーションなども避けるようにすると◎。特別なケアよりもシンプルなケアを心がけて。
黄ニキビ
炎症がもっと進むと、うみを持った黄色のニキビができます。炎症が強い状態なので、痕になったり、クレーター状態になってしまうことも!
<対策は?>
黄ニキビは炎症がおさまるまでシンプルなケアで刺激を与えないように。色素沈着によるニキビ痕には、シミと同じように美白ケアを。浅くヘコんだクレーター肌にはピーリングでお肌を整えると効果的だといわれています。黄ニキビは痕になる確率が高いので、できてしまったら皮膚科医を受診するのも一案です。
ニキビがあるときは徹底的に紫外線予防をして!
ニキビができると必ず痕になってしまう……。その原因は紫外線にあり! ニキビが紫外線にあたると、ニキビ痕、シミ、黒ずみなどの色素沈着になりやすくなります。ニキビができたときに、長い時間紫外線を浴びたら痕がシミになってしまった! なんて声をよく耳にします。冬は紫外線量が少ないからと安心せずに、外出のさいにはしっかり対策を。
ニキビ痕だけではありません。お肌の表皮が紫外線によりダメージを受けてターンオーバーが乱れるので「ニキビが治りにくくなる」原因に。ニキビができてしまったときには、徹底的に紫外線対策を心がけるようにしたいもの! ニキビ部分にコンシーラーを乗せたり、UVカット機能のある化粧下地や乳液を使う、帽子や日傘なども使ってしっかりと対策しましょう。